CBDが肝臓に損傷を与えるというナンセンスな研究 -メディアはわきまえよ-

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今日はLeaflyのコチラの記事をお伝えします!

はじまり

もう2019年だと言うのに、わたしたちは今だに重大に欠陥があり、それほど重要ではないジャーナルが発表した、非常に疑わしい方法論を用いたマウスの小さな研究が、メディアをまさに釣り放題にしている世界に住んでいるのだ。

最近、アーカンソー大学医学部での研究について報告されたForbesの記事”大麻の研究でCBDが肝臓障害を引き起こす可能性がある”なんて見出しの記事を見たことがあるかもしれません。

恐ろしいことです

驚いたことに、研究者らは、多量のCBDを与えられたマウスが24時間以内に肝障害の徴候を示したことを発見しました。その目的のため、回復期のマウス75%が数日以内に死亡、または死亡の危機に瀕していた。

しかし、このような混乱やガセネタは別に真新しい出来事ではありません。1974年までさかのぼりますが、テュレーン大学で行われた研究は”大麻の有効成分のTHCが脳回路に有害である”と示唆したように思えます。このことがメディアが律儀に”大麻が脳にダメージを与える”なんて記事を書くことに疑いの余地は無いでしょう。

その1974の研究には重大な欠陥があったのです。『スモーク・シグナルズ – マリファナ社会史』のなかで、著者のマーティン・リー氏はこのアカゲザルに関した非常に小さい研究を「科学的詐欺の典型的な例」と非難しました。

猿たちは定期的にジョイント63本に相当する大麻を5分で吸引することを強制されました。ご覧ください、窒息と一酸化炭素中毒で脳にダメージを負った霊長類の出来上がりです。しかし、この結果を大麻の毒性だとしたのです。

あなたがForbesの読者であれば、残念かもしれませんが、Project CBDという科学的エビデンスに基づいたカナビダイオール(CBD)の理解を高めることを目的とした非営利団体がすぐにForbesの記事に対して詳細に反論しました。

反論

過去45年間で多くの変化がありました、しかし、NIDA(アメリカ国立薬物乱用研究所)は連邦認可の研究に使用できる大麻のたったひとつの独占権を今だに持っているのです。しかも、彼らが承認した研究は害を見つけることに集中しています。そうでなければ、処方薬として合成THCの特許を取得するための抜け道を作っていることになります。

CBD研究に対してあなたがどう思っていようと、たとえあなたが万能マリファナの専門家であっても、死んだマウスと議論することはできないでしょう。

Forbesのライターのマイク・アダムス氏は新たな記事を書きました。大麻という植物と人間への影響について十分に知られていないので大麻の専門家のようなものはないと主張しています。これは非常に疑わしい主張であり、わたしは、なぜ彼が記事に誰も引用をしなかったのだろうという説明になると思っている。もしいたのであれば、その研究に冷水をかけてくれたかもしれないからだ。

たとえば、Project CBDのような

Forbesへの反論の中で、Project CBDはこう語りました。

フォーブスの息をのむような報告は、単一で欠陥のある前臨床試験に焦点を当てており、それを虚偽だと言えるほど誇張しています…

モルキュールの精密な研究はパンドラの箱を開けてしまいました、中には奇妙な声明、問題のある出版物、そして不合理な実験デザインでした。最初のページのアブストラクトでは、根本的に不可能である、そう言っておきながら、CBDの慢性的投与によって、”75%が瀕死状態になった”と主張しているのです。しかし、投与されたのは6匹しかいませんでした!この疑問に科学や数学の高度な学位は必要ありません。 6の75%は4.5です。

死んだマウスは別にして(というよりむしろ、死んで半分になったマウスですが)、この研究の最大の問題は、1974年のアカゲザル研究のように、投与量が天文学的に高いということです。

科学者たちは、CBDの単回投与を強制的に行いました。おそらくは”低用量”の246 mg/kgから2460 mg/kgまでのメガ用量を…

人間への最大推奨用量はCBDアイソレートのエピディオレックスで20mg/kgで、これはリトルロックの研究者が実験のマウスに投与した100分1以下です。

研究者たちはこのメガ投与を相対成長率というもので説明していますが、相対成長率とは基本的に、体重とボディマス指数に基づいて、人間と他の動物にとってある物質が同等に強力な用量を推定するためのガイドラインです。

しかし、Project CBDは相対成長率とはおおまかなやり方で特にカンナビノイドはこのモデルには非常に適していないと主張しています。

「この研究のバカげた高用量が代謝を飽和させ、外挿法が妨げられている」

大ざっぱなジャーナルの誤った主張

研究に対する批判のなかで、Project CBDはアーカンソー大学の研究者たちに「合法的な科学的研究ではなく、CBDに対するヒット作品」を生み出したことをきっぱりと非難した。

具体的には、Project CBDの記事でいいとこ取りの過去のCBDの研究を挙げ、利益をあまり重視せず、害を誇大宣伝している。これはマウスの過去の信頼性の低い研究が、カンナビノイドが人間にどのように反応するかを予測するのにどれほど役立つかを曖昧にしている。そしてこれが示しているのは間違っているのか、またはわざと情報をミスリードしているかであろう。

プロジェクトCBDは、「CBD使用後に神経毒性、心血管毒性、生殖毒性が実証されている」という研究の主張を指摘している。研究者らはその主張を裏付ける9つの情報源を引用したが、実際に人間を巻き込んだ唯一のものは毒性を示していなかった。

実際、プロジェクトCBDから連絡を受けたとき、この研究の主執筆者であるシアーシャ・オーサリバン氏は次のように語りました、「安静時およびストレス誘致の際、CBDが血圧のわずかな低下を引き起こすことを示す我々の研究は、我々がCBDの心血管毒性を示したという著者の主張を支持しない。 実際、私たちの仕事の大部分は、心血管系におけるCBDの潜在的な保護効果に関するものです。」

Project CBDはモルキュールの信頼性についても疑問を投げかけた、あのCBDの肝臓に関する研究を公表したジャーナルである。

モルキュールを出版しているMDPIは略奪出版社と呼ばれ、不十分な記事を発表したとして批判されてきました…。たとえそうであっても、質の良い論文がMDPIの213の論文の1つとして発表されないという意味ではありません。 しかしそれは、主張されていることが何であれ、熱心に繰り返し増幅するのではなく、科学的研究をチェックすることの重要性を強調しています。

そしてそれが本当の問題の中心なのです

今は2019年であるにも関わらず、私たちはいまだに重大な欠陥のある、重要ではないジャーナルに掲載された、非常に疑わしい方法論を用いたマウスの小さな研究が、Forbesのような記事につながる可能性がある世界に住んでいる

まっとうな理由もなく、アラームを鳴らすためのクリック音が聞こえますが、同時にCBDの潜在的な危険性についてのより合理的な議論と、それらをどのようにして最も軽減することができるかという点がかき消されてしまっています。

最終思考実験

この記事を調べている間に、1つの思考実験が生まれました

私が、Leaflyの5月に行われた、FDAを前にしてのCBD公聴会について書いた記事に出会った時のことです。特に驚かされたのは、GW Pharmaceuticalsの利益代表であるアリス・ミード氏の言葉でした。GW Pharmaceuticalsは大麻から抽出された医薬品の開発を専門とする企業で、これには世界初のFDA承認CBD薬であるEpidiolexを含見ます。

通例、大きな製薬会社がFDAに自社製品について話をするとき、彼らは可能な限り見栄えの良い写真を提示するためにあらゆる努力をしています。 しかし、ミード氏は、CBDは「肝臓に対して潜在的に有毒」であり、「強力な薬物間相互作用がある」と言及するために骨を折りました。

しかし本題は、彼女が「強い規制の枠組み」を主張したときでした

それが本当に意味するのは、GW PharmaceuticalsがCBDの規制枠組みを強く望んでいるのは、彼らだけがそれを乗り越えることができるからなのです。Leaflyは、2017年以来、米国のいくつもの州で自社製品の一時的独占を勝ち取ろうとしているという報告を続けており、GWが国全体に全面的な独占を望んでいることは信じるに値するでしょう

そして、ここからが思考実験です

あなたはGW Pharmaceuticalsだとします、そしてあなたは特許取得済みのCBD薬を作るために時間とお金の両方に多額の投資をしました。今、あなたは市場に出ようとしています、そしてCBDハンバーガーやどこでも売っているような怪しいCBDと競争する必要なしにその投資から大きな利益を上げたい

では肝心な最大の脅威は何でしょう?CBDは危険すぎると考える人でしょうか?それとも、CBDが安全すぎると思う人でしょうか?

以上が記事となります

まとめ

マウスに天文学的なCBDを投与した明らかに重大な欠陥のある研究であり、このような研究をメディアが取り上げるのは恐ろしい結果に繋がります。

利権のために行われた、科学的エビデンスに基づいた研究をしていないことが、実際にはCBDの潜在的な危険性について議論することや、その軽減方法を探すための障害になっているのが事実ということです。

そして、メディアにも多少なりとも責任は伴うので、人気取りの軽率な記事を書くのは控えるべきだという主張ですね。

日本でも大阪大学がマウスに多量のTHCを投与し、大麻は有害だとした例に酷似していますね。

歴史は繰り返してしまうのでしょうか?

記事は管理人が訳したものになります。翻訳は素人なので誤訳等あるかと思いますので参考程度にご覧下さい。又、翻訳に関するご指摘、当サイトに関するご意見もどうか遠慮なさらず申し上げて頂けると幸いです。

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